夏になると、夏まつりを楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。
私の住む地域でも、毎年夏まつりが開催されています。
そんな夏まつりには、地域や主催によってイベント内容も変わってきます。
この記事では、当自治会だけで行う夏まつりについてを紹介します。
当自治会の夏まつりについて、内容から準備に自治会長がやったことまでを紹介していきます。
夏まつりの流れ
当自治会(担当区域)の夏まつりは、公民館を利用して「粗品の交換」と「模擬店」の開催が行われます。
開催時間は、午後1時~3時にやっているわ。
粗品には、お茶とティッシュをお渡ししています。
寄付者がいれば、お礼にゴミ袋も一緒にお渡ししています。
模擬店では「お菓子や飲み物、おもちゃ」をもらったり「さめつり、水風船つり、くじ引き」など、楽しむ要素が盛りだくさん。
小学生以下のいる世帯に「模擬店引換券」を事前に回覧でお渡ししているよ。
夏まつりに参加してくださる皆さんが楽しんでもらえるよう、自治会の役員の皆さんが頑張って準備から用意までをしているのです。
自治会の役員の皆さんは公民館に10時に集まり、夏まつりの準備を手分けして行います。
準備ができたら一旦解散して、開催時間(13:00)10分前に公民館に集まっているわ。
夏まつり後に行う「盆踊りについて」を紹介した記事はこちら。
受付や模擬店の配置
開催までの主な準備は、配置図面を元にテーブルや椅子を設置します。
役員の皆さんで打ち合わせして手分けして準備するよ。
中央のテーブルが並んだ場所は、休憩スペースとして設けています。
休憩スペースで、子どもが貰ったお菓子や飲み物やおもちゃで楽しめるのよ。
受付場所の準備では、世帯名簿の用紙と模擬店引換券を用意するだけなので比較的に楽で早く準備することができました。
ですが、模擬店の準備には時間がかかりました。
粗品・模擬店の準備
模擬店の準備には、「おもちゃ」「さめつり」「水風船つり」「くじ引き」があります。
「おもちゃ」や「くじ引き」は、あらかじめ用意していた物をテーブルに置くだけ。
さめつりの準備では、シートの上に手作りの魚を置き、両脇に釣り竿と釣った魚を入れる箱を用意しています。
- おもちゃ
- くじ引き
- さめつり
上記の模擬店の準備には、それぞれ10分もかかりませんでした。
ですが、水風船つりの準備には手間も時間もかかり一番大変でした。
水風船は全部で200個。4人で40分~1時間かかってしまった。
ちょっと、人数が少なかったと反省!
でも、全体の準備には1時間30分もかかりませんでした。
予定時間よりも早く終わり、ゆっくり昼食する時間ができました。
以上が夏まつり開催までの準備になります。
次に夏まつりの様子についてを紹介します。
粗品引換券の受付の様子
夏まつりには、500世帯以上が参加してくれました。
小学生と未就学児の子は、合わせて約150人の子どもが来てくれました。
我が家も開催まで楽しみに日々を過ごしていたよ。
受付では、世帯名簿にチェックと粗品をお渡しするだけ!
なので、入り口付近で混雑することはありませんでした。
だけど、混雑はしなかったのですが!
受付場所がわからなかったり模擬店の券を出されたり、引換券に氏名が記入されてないことで名簿チェックに時間がかかることがありました。
【反省点】
- 粗品受付で模擬店の件を出された
- 券に氏名を記入されていない
- 抽選会について多く聞かれた
【解決策】
- 粗品受付の案内板を設置する
- 氏名記入を回覧で周知する
- 事前告知の仕方を考える
受付の内容は、そんな感じです。
次に「模擬店の受付について」を紹介していきます。
各模擬店の様子と反省点・解決策
模擬店の受付・引換券についての反省点と解決策には下記のようなことがあります。
【反省点】
- 準備していた券を紛失
- 意外と券が出なかった
- 毎年、券を使うのに年度の修正手間が発生
【解決策】
- 券の予備を用意する
- 前年度の参加人数を参考にする
- 券に年度の記載をしない(毎年、同じ物が使える)
せっかく用紙していた券を一部紛失してしまいました。
紛失した分は、非会員用で多く製作していたので問題はなかったわ。
でも、非会員の人が予想よりも参加しなかったので券が多めに余ってしまいました。
過去の参加人数を元にしていたが、今回は参加人数が少なかった!
他にも、券に年度を記載していたので、券の修正が毎年必要になるともわかりました。
受付・模擬店引換券については以上になります。
夏まつり前に自治会長が準備したこと・制作した物を紹介した記事はこちら。
次に
- さめつり
- 水風船つり
- くじ引き
- お菓子
- おもちゃ
- 飲み物
各模擬店それぞれの様子と反省点・解決策までを紹介していきます。
【模擬店 1】さめつり
最初の模擬店はさめつり。
さめつりのルール
- 1人60秒
- 釣れた数が1~9匹でお菓子1個
- 10匹以上で大きなお菓子
(6個用意 無くなり次第終了)
受付を終えた参加者が一番に来る場所だけあって、人がたくさん集まりました。
さめつりの持ち時間も1分なので、人の滞在時間も長くなり混雑しました。
ですが、さめつりを終えた子は、すぐ次の模擬店へと向かうのでスムーズにまわってくれました。
問題点として、さめつりのルール設定がハードだったことです。
小さな子には釣るのが難しく、たくさん釣ることができなかった!
【反省点】
- 時間がかかる(1人 60秒)
- 釣るのが難しい
- 10匹以上は中々出なかった
【解決策】
- 人が多く集まった時に違う場所に行くように促した
- 釣りやすいようにする
(引っかかるリングを1→3個に増やす) - 設定を甘くする
(4~6匹が多かったので7匹とかにする)
特に小さな子の参加が多かったので、もう少しルールを甘くすればよかったな!と思いました。
そうすれば、たくさん釣れて面白いと思ってもらえるし、お菓子(景品)も皆にまんべんなくわたるのかな!?と思いました。
【模擬店 2】水風船つり
さめつりの次は、水風船つりです。
水につけても中々切れないフックだったので、比較的に簡単に水風船を釣っていました。
水風船つりのルール
- 1人2個まで
- 無制限(取れるまで)
プレイ時間は無制限で必ず2個もらえます。
必ずもらえるのはうれしね。
だけど、そのことから2個取るまで子どもは離れません。
中々取れない子がいると、さめつりを終えた子が合流します。
そうなると人がたくさん集まります。
狭い場所に人がたくさんいることで、ギューギュー詰めになりお互いにやりにくそうだった!
【反省点】
- さめつりの後で人が多く集まって取りにくかった
- 手でフックを持って輪にかけていた
【解決策】
- さめつりの後を「くじ」か「おもちゃ」にする
- 釣り方が分からない子には見本を見せる
「釣り方が分からない子」「手で取る子」もいたので、役員の人が常にお手本を見せてあげる!
そうすれば、子どもに取るコツを教えてあげれ、且つ1人あたりの取る時間も早くなり巡回もよくなります。
【模擬店 3】くじ引き
「さめつり」「水風船つり」が終わると残す模擬店は4つ。
残りの模擬店の全ては、好きな物を選んでもらうだけです。
その最初が「くじ引き」になります。
くじ引きのルール
- 1人1回
- 5種のくじ引きから1つ選ぶ
1,ディズニーお楽しみ箱(20個入り)
2,ミニオンズお楽しみ箱(20個入り)
3,ミッキーカラフルたまごくじ(30個入り)
4,とれたれたまご(40個入り)
5,カラフルたまごくじ(30個入り)
5種類のくじ引きボックスから、1つ選ぶのですが!
やっぱり!1つ選ぶのに迷っていました。
3分くらい悩んでいる子がたくさんいたわ。
また、くじ引き穴に手を入れやすいように低いテーブルにセットしていたのですが、手が入れにくそうだったり掴んだ物を取り出しにくそうでした。
【反省点】
- 穴あきのくじは、小さい子がやりにくそうだった
- 10回分くらい早く無くなった
【解決策】
- 「穴あきの箱」から「底の浅い箱」に替える
- 20回分引けるくじを予備として用意しておく
「床にくじ引きを置くのもアリかな!」と思ったのと、子どもの取りやすさを考慮して穴なしでもいいかもしれません。
また、途中でくじが無くならないように予備として用意しておく必要があることもわかりました。
【模擬店 4】お菓子
渡すお菓子は、未就学児と小学生とで違います。
お菓子のルール
- 1人1袋
- 未就学児 60袋(ピンク)
- 小学生 70袋(プーさん、ミッキー)
お菓子の準備(袋詰め)は、事前に終わっていたため子どもに合わせて渡すだけでした。
ですが、小学生分のお菓子が足りなくなってしまいました。
おそらく、菓子を間違って渡していた可能性があります。
資料を元に事前に子どもの人数を把握して用意しているので、お菓子の数が少ないということはないんだよね。
単純に子どもの見分けがつかないことから、未就学児と小学生とで間違えて渡したと判断しました。
【反省点】
- 未就学児(幼児)と小学生の見分けがつかなかった
- 思った以上に非会員の参加が多く小学生用の減りが早かった
【解決策】
- 受付時に券に目印をする
(シールやハンコなど) - 前年度の非会員の参加人数を参考にする
(また、お菓子は少し多めに用意)
未就学児と小学生の見分けがつくように、引換券にシールやハンコをつけるなり一目でわかる工夫をする必要があることがわかりました。
【模擬店 5】おもちゃ
おもちゃも、くじ引き同様に好きな物を1つ選んでもらいます。
おもちゃのルール
- 1人1個
- おもちゃ20種 合計150個を用意
(光るうちわやスティックやブレスレット、ヨーヨー、駒、水てっぽう、水フーセン、アクアボールなど)
おもちゃは、最初たくさんの種類が並んでいることで選ぶのに時間がかかっていました。
でも、おもちゃが少なくなるにつれて、子どもたちは早く選ぶようになっていました。
種類が減ると、目移りが少なくなるからかも!
全体的に上手くおもちゃが減っていきました。
【反省点】
- 選ぶ時間が長く少し混雑した
- 光り物以外は不人気だった
- おもちゃが20個残ってしまった
【解決策】
- 順番に選んでもらう
(皆が一斉に品定めをするから各おもちゃがよく見れない) - 光り物に統一する
(でも、1つあたりの価格が高く費用がかかるので要検討) - 多めに用意する数をもう少し減らす
(足らなくなるくらいなら、20個余りは許容範囲かも!)
人気・不人気による、ある種のおもちゃだけがたくさん減る・残るがなくて良かった!
【模擬店 6】飲み物
模擬店の最後は、飲み物になります。
飲み物のルール
- 1人1本
(ラムネ、ブドウサイダー、みかんサイダー、みかん、りんごジュース、カルピス、メロンソーダの6種類の飲み物を用意)
果汁ジュースが人気で、炭酸ジュースが不人気でした。
炭酸ジュースを選ぶのは小学生の子だけでした!
小学生の中には果樹ジュースを選ぶ子もいたので、果樹ジュースが早く無くなり炭酸ジュースが多く残ってしまった!
【反省点】
- 炭酸飲料(ラムネ)が多く残った
【解決策】
- 炭酸系を減らし果樹ジュースを増やす
今回、炭酸ジュースが売れ残ったことから、次回は果樹ジュースを多く用意しておいた方がいいことがわかりました。
まとめ
当自治会だけで行う夏まつりについてを紹介していきました。
夏まつりでは、参加してくださった皆さんに粗品を渡したり、親子で楽しめる模擬店などを用意しました。
そんな親子で楽しめる夏まつりの準備には、自治会長や役員の皆さんの協力で成り立っています。
来年、再来年とこの先もずっと楽しめる夏まつりを開催していきたいと思います。