野良猫が敷地内に入ってきては、庭の花壇やゴミ置き場が荒らされる!
毎日の野良猫による被害で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで、普段から飲んでいるコーヒーの「コーヒーかす」が猫よけに使えるんです。
撃退方法は、コーヒーかすを猫よけしたい場所にまくだけです。
コーヒーかすを使えば、コストを抑えつつ猫よけに効果が期待できます。
ですが、一時的な効果にすぎませんでした。
なぜなら、コーヒーかすの匂いに慣れる野良猫がいたり、効かない野良猫もいることがわかったからです。
なので、本格的に猫よけを考えたいのであれば、忌避剤やネット・猫よけグッズ(番人くんや猫まわれ右 びっくりスプレー)などと合わせて対策を講じる必要があります。
でも、まずは「コーヒーかす」だけで猫よけ対策を始めてみて、それでも効果が感じられなければ他の猫よけ対策を試してみてください。
猫よけに「コーヒーかす」をオススメする3つの理由
抽出後(ドリップ)の「コーヒーかす」、もしくはインスタントコーヒーを猫よけに使います。
なぜ、コーヒーかすが猫よけになるかと言うと、猫にとっては不快なニオイと感じるからなのです。
また、コーヒーのカフェインには猫には有毒な成分が含まれています。
猫がコーヒーを摂取したら、中毒症状や痙攣を起こすことも!
そんな猫の嫌うニオイを発するコーヒーかすをまいて(置いて)、野良猫に「この場所は心地が悪い、入りたくない」と認知させ「野良猫が入りたくない敷地」にしていきましょう。
猫よけに「コーヒーかす」をオススメする3つの理由。
- コストを抑える
- コーヒーの匂いなら不快に感じない
- 除草効果がある
ゴミになる抽出後のコーヒーかすを利用するので、お金をかけずに済みます。
普段からコーヒーを飲む方なら一石二鳥ですね。
また、外でコーヒーの匂いがしても不快に感じる人は少ないと思います。
さらに、庭の土にコーヒーかすをまくことで、雑草の生育を抑えることもできます。
コーヒーに含まれている除草成分は「カフェイン」と「フェノール性物質」です。アルカロイドの一種であるカフェインと、クロロゲン酸をはじめとしたフェノール性物質(ポリフェノール)が、植物の発芽や生育を阻害します。
引用元:ミツモア
コーヒーかすをまくことで、猫よけと除草効果の2つに期待できます。
コーヒーかすをまく主な場所は3通り
猫よけしたい場所にコーヒーかすをまいていきます。
【コーヒーかすをまく場所】
- 糞尿があった場所・ゴミを荒らされた場所
- 野良猫の通り道
- 野良猫に来てほしくない場所
まずは、野良猫の糞尿があった場所にコーヒーかすをまきましょう。
【花壇の周り】
我が家は、ゴミ置き場も荒らされたことがあるので、そこにもコーヒーかすをまきました。
【自宅のゴミ置き場】
次に、野良猫の通り道となる場所。
そうすれば、敷地内への侵入を防ぐ対策になります。
【裏庭につながる通路】や【隣の家との間のフェンス付近】など。
野良猫に来てほしくない場所にもコーヒーかすをまきます。
【砂場】
猫よけ強化に向け!野良猫の行動範囲に伴って、コーヒーかすをまく範囲を広げていきましょう。
「コーヒーかす」で猫よけするデメリット
猫よけ対策になるコーヒーかす!
そんな、コーヒーかすには、「天候」や「まく場所」によっては効果を持続できないこともあります。
我が家がコーヒーかすを長くまいてきて、気づいたデメリット3つは下記になります。
- 風や雨により再散布が必要
- 野菜や植物に悪影響を及ぼす
- 匂いに慣れる野良猫・効かない野良猫もいる
風や雨により再散布が必要
コーヒーかすをまいても、風が強い日は飛ばされたり雨が降る日は流されたりしてしまいます。
そうなってしまうと、猫よけの効果は発揮できません。
また、コーヒーかすを定期的に散布する習慣を決めていたとしても!
天候によってコーヒーかすの再散布が必要になってくるので、毎日の散布ルーティーンも崩れてしまいます。
つまり、猫よけ効果を維持する為には、必要以上にコーヒーかすをまく必要があるので、手間も沢山かかるということです。
野菜や植物に悪影響を及ぼす
庭の土に「コーヒーかす」をまくことで、雑草の繁殖を防ぐ効果があります。
ですが、畑や花壇では育てている野菜や植物の成長に悪い影響を与える恐れがあります。
なぜなら、コーヒーかすに含まれる窒素が土壌中の成分に影響を与えてしまう恐れがあるからです。
もし、肥料として使用したいのであれば、他の材料と混ぜて発酵させる必要があります。
匂いに慣れる野良猫・効かない野良猫もいる
コーヒーかすの匂いを嫌がる野良猫もいれば!
嫌な匂いも最初だけで、慣れてくる野良猫もいます。
また、全く効かない野良猫もいます。
つまりは、コーヒーかすの匂いは全ての野良猫に効果があるわけではないということです。
なので、コーヒーかす以外の「猫が嫌がる匂いの物」を混ぜて、猫よけ対策の効果を上げていきましょう。
猫は、香辛料や柑橘系などの匂いも嫌います。
そこで、どこの家庭にもある身近な物!
など、コーヒーかすと混ぜて使用することで、猫よけの効果を高めることができます。
コーヒーかすだけでは不十分!忌避剤やネット、猫よけグッズと合わせて猫よけ対策を強化
コーヒーかすをまいてからは、野良猫の糞尿も減りました。
猫よけ対策としてコスパもよく効果もあります。
ですが、日が経つにつれ野良猫による被害がでてきました。
「コーヒーかす」だけでは、猫よけ対策には不十分とわかりました。
なので、忌避剤やネット・トゲトゲシート・猫よけグッズと掛け合わせて対策することで、さらに猫よけ対策を強化することできます。
猫よけグッズでは、猫が嫌う超音波を使用した「番人くん」。
他にも、音とスプレー噴射でビックリさせて撃退する「猫まわれ右 びっくりスプレー」や自動で水を発射する「自動スプリンクラー【猫用】」などがあります。
コストはかかりますが!効果は絶大です。
コストをかけずに猫よけ対策をしたい方は、猫よけ トゲトゲシートも効果抜群なので試してみてください。
我が家では、猫まわれ右 びっくりスプレーも設置して猫よけ対策を強化しています。
猫まわれ右 びっくりスプレーの詳細・特徴を詳しく紹介した記事はこちら。
まとめ
「コーヒーかす」を使うことで、コストを下げながら猫よけすることができます。
また、庭の土の上にまけば、除草効果も高めることもできます。
デメリットとしては、天候によってはコーヒーかすの再散布が必要だったり、花壇にまく際は植物や野菜に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
そして、コーヒーかすの匂いに「慣れる・効かない野良猫」もいることもわかりました。
なので、完全に猫よけするには、コーヒーかすだけでは不十分です。
本格的に猫よけを考えるならば、忌避剤やネットに超音波(番人くん)や猫よけスプレー(猫まわれ右 びっくりスプレー)など、コーヒーかすと合わせて対策してみてください。