昔も今も、町内会長・自治会長には男性の方が多くいるイメージがあります。
そんな中で、女性が会長になっている割合はどれくらいいるのでしょうか!?
市区町村のアンケート結果に加え、【町内会長・自治会長になる女性が少ない理由】や【女性が町内会長・自治会長になることで地域に与える影響】についてを紹介します。
- 女性が町内会長・自治会長になっている割合
(津市(三重県)、横須賀市(神奈川県)、草津(滋賀県)のアンケート調査結果) - 町内会長・自治会長になる女性が少ない理由
- 女性が町内会長・自治会長になることで地域に与える影響
女性が町内会長・自治会長になる割合
まずは、市区町村のアンケート調査結果から女性が自治会長になっている割合を見ていきましょう。
ここでは、「津市(三重県)」「横須賀市(神奈川県)」「草津市(滋賀県)」のアンケート調査結果を紹介します。
【津市(三重県)】
アンケート調査結果 令和2年8月
引用元:自治会に関するアンケート 調査結果報告書 – 津市
【横須賀市(神奈川県)】
アンケート調査結果 令和3年7月
引用元:■町内会・自治会対象調査■
【草津市(滋賀県)】
アンケート調査結果 令和3年11月
引用元:令和3年度市内町内会における男女共同参画に関する …
3つアンケート調査結果から9割以上が男性、女性は1割にも満たないことがわかりました。
また、内閣府のデータによると女性が自治会長なる割合は6.3%という結果がでています。
ですが、自治会長以外の「副会長」「会計」「組長や公民館委員」など、自治会長をサポートする役員に女性が活躍する自治会もたくさんあります。

当自治会では、4人中3人の方が女性会長で、他の役員でも女性の割合が多いよ。
町内会長・自治会長になっている人はどんな職業をしてるか!?また、会長になることで生活スタイルがどう変わるのかを詳しく紹介した記事はこちら。
では、どうして町内会長・自治会長になる女性が少ないのか!
それには様々な理由があります。
町内会長・自治会長になる女性が少ない理由

町内会長・自治会長になる女性が少ない理由には、
- 家事や育児など家庭内で忙しく時間がない
- 責任のある役を引き受けたくない
- 女性が会長になりたくてもなれない
などがあります。
家事や育児など家庭内で忙しく時間がない
人世代前では、男性がメインで働き女性は専業主婦になり、女性が家事や育児をメインで担当することが少なくありませんでした。

女性が家事や育児をするのが当たり前だったイメージがあります!
ですが、今では共働きをしている夫婦も多くなり、家事や育児など家庭内の役割を分担している夫婦もいます。
中には、共働きをしていても女性が家事や育児を担当している夫婦もいますが!
それでも、女性が家事・育児をする割合が多いです。
そのことから、家事・育児など日々の生活で忙しい女性が町内会長・自治会長になるのは難しいのかもしれません。
女性は責任のある役を引き受けたくない
昔から男性が町内会長・自治会長になって、町内会・自治会を運営をされていることが多いです。
なぜなら、会社など経営される人のほとんどが男性の方が多いこともあり、町内会長・自治会長も男性の方が適していると考えられているからです。
女性は管理職に興味が無かったり責任や精神的なプレッシャーを負いたくないなどの理由から、自治会長を引き受けたくないと考え、その結果が自治会長を男性で占める割合が多い主な理由です。
また、女性の中には男性に圧倒されて何も言えなくなる人もいます。
そのため、地域住民の意見を調整したり組織をまとめていくのは女性には難しいのかもしれません。
女性が自治会長になりたくてもなれない
男性の中には、「女性では頼りない」「重要な業務を任せならない」「上手くまとめられない」など、昔からの考えが抜けてない人が多いのが現状です。
また、女性が「自治会長になりたい」と伝えたところで、男性から非難されるのを思い自治会長を断念する人もいるでしょう。
そんな理由などから、女性が自治会長になるのは難しいのかもしれません。

男性が女性の意思を尊重できれば、女性が自治会長を占める割合が増えることに繋がると思うんだよね。
当自治会では、会長を決める時に前会長や役員・地域住民の推薦で決まることもあれば、自ら主張することで会長になっている人もいます。

町内会・自治会によっては、会長をやりたくなくても順番やくじで決めるところもあるから、意思を尊重することが大切だと思うわ。
以上のことが、女性が会長に少ない理由になります。
2児の妻が自治会長になった理由を紹介した記事はこちら。
次に女性が町内会長・自治会長になることで、地域に与える影響についてを紹介していきます。
女性が町内会長・自治会長になることで地域に与える影響

昔から男性が町内会長・自治会長になっていることが多いため、男性を中心とした思想や運営・管理方法になっていることが多くあります。
それは、「男性がまとめた方が運営・管理が上手くいく」という思い込みがアリ!
また、仕事などでも男性がリーダーを引き受けることが多いことから、女性がリーダー的存在に抜擢されることは少ないのかもしれません。
ですが、女性が町内会長・自治会長になることで男性にはない視点や思想を町内会・自治会に取り入れたり、子育て・高齢者などを対象とした地域活動が活発になることに期待を持てます。
上記のメリットについて順番に紹介していきます。
高齢者宅の訪問が訪ねやすい・受け入れやすい
町内会・自治会のほとんどが回覧板をまわすことで、地域住民の皆さんに情報(町内会・自治会のおしらせ・地域の情報など)を共有できます。
ですが、会員費やお礼の品・戻し金(返金)などの際には、自宅に訪問し資料や物品などを手渡しすることがあります。
そんな時に男性会長が訪問してくると、抵抗感のある高齢者の方も多くいると思います。

特に高齢女性の方は、怖いと思う人が多いかも!
女性会長の場合、男性よりも威圧性は少なくやさしい雰囲気もあるので、高齢者宅への訪問に訪ねづらさもなく相手にも受け入れやすい傾向があります。
女性の方が比較的に話しやすく地域住民との交流が進む
男性に比べると女性の方がコミュニケーションの能力も高く話やすい傾向が強くあります。
そのため、地域住民の皆さんとの交流も増えていきます。

一概には言えないけど!でも、私が住む近所では女性の方同士であいさつ・話をしているのをよく見かけるよ。
そして、周囲の協力も得られやすく地域住民の皆さんや組織団体との連携も進み、地域全体のつながりも強くなります。
女性の視点から気づく問題点や作画などが運営に反映される
女性会長の良いところは、女性の視点や気づいた問題点を取り入れた企画や運営ができます。
例えば、町内会・自治会のイベント行事に参加した時に地域住民の皆さんが楽しめるよう気配りができます。
他にも、避難所や授乳スペース・トイレの設置など、「ここにこれがあったら便利・助かる」といった子育て・高齢者世帯のことを考えた細かい配慮もできます。
女性が会長になることで、男性にはない女性の視点から防災面も強化することへと繋がるのです。
まとめ
女性が町内会長・自治会長になっている割合や女性会長が地域に与える影響について紹介していきました。
女性会長の割合が少ないのには、
- 日々の家事・育児の負担が大きい
- 責任のある役を避ける人がいる
- 役員になりたくても男性から非難される
などの理由があり、まだまだ男性会長が多いのが現実です。
ですが、女性が会長になることで
- 高齢者宅への訪問がしやすい・受け入れやすい
- 比較的に女性の方が話しやすく地域住民との交流が進む
- 女性の視点から気づく問題点や作画などが運営に反映される
など、男性にはない気づきや防災面の強化・地域住民との交流が進み、地域住民が住みやすい環境づくりに繋がっていくのです。