私の地域(名古屋市内)では、2月に自治会(町内会)の会長・組長・役割などを決める会長会議が開かれます。
1年に1回行われる会長会議では、現在の会長から組長や予定を合わせて参加された住民の方々が集められます。
会長会議に参加した妻は役員経験もなく、誰かがやってくれるだろうと考えていたそうです。
結論から、妻が自治会長になることに決まりました。
妻が自治会長になるまでに会長会議で行われたこと!
自治会長になる決意など、妻が自治会長になるまでの経緯を詳しく紹介します。
2時間の会議でも会長が決まらない
自治会の役員って男性が多いイメージでしたが!
女性の方も多く、男女の比率は半々でした。
参加者は、100名以上!
会長会議が始まると、現会長から「まずは会長・副会長・会計・公民館長を決めてください」
東西南北で1人づつ会長を決めるわ。
町内会・自治会の活動内容を詳しく紹介した記事はこちら。
「次に組長・公民館委員も決めていきます。」
【東西南北ごとの役員】
- 会長:1人
- 副会長:1人
- 代表組長:組長 約16名の中の代表1人
- 公民館委員:2~3人
お手元に各役割の内容が書かれた資料を見ながら話し合いが始まりました。
誰も会長に立候補する人がいない中で、時間だけが過ぎていきました。
皆の話を聞いているだけで、今の段階で会長になろうとは思ってなかったわ。
現会長が「○○さん会長やってください」と推薦したり、周りの人が「○○さんなら会長できるよ!」など、話し合いしても中々に決まらない会長!
話し合いの中で「会長になれない理由」には、こんな話が飛び交ったいました。
など、「会長になれない理由」を主張する方たち!
私もフルタイムで仕事をしながらの子育てで、会長になるのは難しいかなと思いつつ皆の話を聞いてたわ。
現会長は、「行事に参加できなければ無理しなくてもいいよ。その時は、代わりに副会長にでてもらえばいい」と伝えるも、やっぱり会長に志願する人はいません。
会長や役割が決まらないまま、会長会議は1時間ほど経ちました。
そんな中、「私は、これになります」と、負担が少なそうな副会長や組長・公民館委員などが次々に決まりだしました。
ですが、一向に会長だけは誰一人やる人はおらず!
2時間が経った頃に現会長から「話し合いは、また後日に行います」と会長が決まらず会長会議が終わりました。
会長会議は後日に持ち越し!妻からの一言に驚く私
妻が会長会議を終え帰ってきて一言!
ねぇ!会長になっていい?
え!どうゆうこと!?
2時間経っても決まらないし、次の会議でも会長が決まらいと思うから私なるわ。
私は、「え~~!」とは驚きはしたものの、どこか平常心でいられました。
その理由は「まぁ、妻がやりたいなら応援する」くらいの気持ちだったからです。
ですが、「フルで仕事しているのに大丈夫かな!?」と、妻への心配はありました。
自分はいいけど大丈夫!?
大丈夫よ。でも、平日に私が動けない時は手伝ってね?
もちろん!それ以外でも手伝うよ。
話し合いの中で、妻の自信に満ちた表情を見た私は安心しました。
そして、妻に「他に会長になろうと思った理由ってあるの?」と聞くと、こんなことを伝えられました。
- 長く居住する上で町内の人と仲良くなりたい
- 自治会の活動に興味がある
- 子どもに色んな町内行事を体験させたい
- 今は時間に余裕がある生活をしている
妻の「会長になりたい理由」を聞いて共感する私!
我が家の「時間に余裕のある生活」とは、下記のような生活変化があったからです。
我が家が、この地に引っ越してきたのは約4年前(令和2年)。
私は会社員で平日は夜遅くに帰宅、休日も週1しかなく家族との時間もありませんでした。
ですが、1年前(令和5年3月)に会社を退職し、今では在宅ワークで時間もあります。
妻の「自治会長になりたい」思いと、私自身の生活の変化や家族との時間が昔よりもたくさんあることが、「自治会長になっても大丈夫だ!」と、強い意志と会長の仕事をやり遂げる自信がありました。
こちらの記事では、「自治会長になっている人の職業」と「働き方の違いで生活スタイルの変化」についてを紹介しています。
次の会長会議で、自治会長になれたらいいね。
頑張るわ!任せて~。
2回目の会長会議で2児の母が自治会長になる
2回目の会長会議が始まってすぐ、会長になりたいことを話しました。
現会長から「よろしくお願いします」と、会長に決まりました。
そして、妻の会長が決まると「私も会長になります」と続いて立候補してくれる方もでてきました。
無事、すべての会長が決まりました。
会長会議の開始20分くらいで、すべての会長が決まったわ。
会長が決まると、次に会長ごとでの役割決めに移りました。
会長ごとで担当する役割には、
- 連合会長(会長の中の会長)
- 副会長(会長の中の副会長)
- 会計
- 公民館長
各会長の役割は4つ。
それぞれの役割を各会長は1つ担当しなければいけません。
妻は、現公民館長と親しく「公民館長は、他の役割よりも少し楽だよ~」と聞いてたので、公民館長になることに!
しかし、他の役割が決まらず時間だけが過ぎていきました。
でも、10分ほどして各役割が決定!
現会長の「○○さん、やってくれないかな!?」の一言でトントン拍子に決まっていったわ!
東西南北で1人づつ会長が決まり、次に副会長・組長・公民館委員を決める話に移りました。
【決まった役員の種類と人数】
- 会長:4名(東西南北で1人づつ)
- 副会長:4名(東西南北で1人づつ)
- 組長:約70名(東西南北で約18組づつ)
- 公民館委員:8名(東西南北で2人づつ)
各役割をざっくり話すと、副会長は会長補佐で組長は回覧の取り次ぎ・連絡などをします。
公民館委員は、公民館・神社の清掃やおさい銭の回収などです。
1時間30分ほどの話し合いの末、やっと全ての役員が決まり会長会議が終わりました。
妻の帰宅後、自治会長になったことを告げられました。
会長の仕事頑張るよ~。
頑張ろうね~。ちなみに会長の仕事は何するの?
会長の仕事は、会議で資料を見ながら聞いていたけど、あんまりわかってないのよね、、、汗。
え~!まぁ、わからないことあれば、現会長さんに聞こう。
そんな感じで妻は会長になりましたが!
私たちは、自治会長をやるからには仕事・役割に責任もって、町内の皆さんと協力して安心・安全なまちづくりにするため、自治会の活動をしていきたいと思います。
次は、伝達式で前会長さんから現会長への引継ぎ会議が控えています。
今年(令和6年2月)から始まった自治会長。
これからも、子育てと自治会 活動を夫婦で頑張っていこうと思います。